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ガン最前線

現代は、すでに2人に1人が発症する「ガン」について溢れた情報の中で特に大事な内容のみをピックアップ。

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肺や背骨に転移した腫瘍が縮小「714X治療」

最初の1サイクルで効く例もある

3大療法(手術・抗ガン剤・放射線)を行ってもあまり効果がなかった人や、医師からも見放された人、あるいは、もともと西洋医学的な治療法に対して疑周を抱いている人たちが多く訪れます。

私がこのような患者さんのうち、希望されるかたに処方しているのが、714Xという薬です。私がこれを使用するようになって、2年くらいになります。これまでの経験からいえば、ほかの代替医療の治療法と比べても、714Xは、「かなりの手ごたえがある治療法だ」と実感しています。

しかし、この714Xという薬については、ご存じないかたが大半でしょう。

そこで今回は、日本ではまだなじみの薄い、714X について紹介しましょう。

714X は、ソマチッド(血液中に存在するといわれている超微小な生命体)の発見者である、カナダ在住の生物学者、ガストン・ネサン氏が開発したものです。

現在、70カ国以上で使用されています。これは、わかりやすくいえば、ガンの方の免疫力を高めて、ガンをおさえようとする薬です。

まずは、第一に、リンパ液自体の流れをよくします。第二に、白血球中のリンパ球を活性化することによって、NK細胞やマクロファージの活動性を高めます。

第三に、714X の主成分は窒素化合物で、そのほかに樟脳や各種の微量元素などが含まれています。この窒素化合物が私たちの体の中に入ると、重要な働きをするとされています。というのも、ガン細胞には、血液中の窒素を取り込んで、免疫系を弱らせる働きがあるのですが、714X が入ると、ガン細胞は、血液中の窒素の代わりに、この薬剤の窒素化合物を取り込むようになるため、免疫系の弱体化が生じません。

この結果として、免疫機能が高まり、それがガンに効果的に働くと考えられています。714Ⅹ では、薬剤を患者さん自身が皮下注射します。ケースによって、吸入による投与を併用することもあります。1サイクル21日間の投与を、約6~8サイクル行うことが基本です。この最初の6~8サイクルを行うのに、およそ半年くらいの時間がかかります。約半年たったところで、さらに続けるべきかどうか、判断することが重要です。

濃縮乳酸菌はがんが消え、抗ガン剤の副作用も最小限に
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