忍者ブログ

ガン最前線

現代は、すでに2人に1人が発症する「ガン」について溢れた情報の中で特に大事な内容のみをピックアップ。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

現在、新しいコメントを受け付けない設定になっています。

40歳を過ぎるとガンが増加する理由

免疫とは、かんたんにいうと自分を外敵(他者)から守るシステムです。しかし、加齢によりこれが弱体化してきます。

40を過ぎるとガンになる人が増えるのもそのせいですとすれば、なんとかして免疫システムを弱体化させないことが大事で、それが健康維持の基本になるわけです。

それには食事が深く関係することがわかっていて、1977年にアメリカ医師会雑誌は免疫システムの強化につながる栄養素として、ビタミンA、C、B群、そして亜鉛を挙げました。

それらが十分にとれる食事をしていれば、免疫システムがよく機能するけれども、逆に不足させる食事は免疫システムを弱体化させるのです。

そして、ガンに限らず、さまざまな疾病を招いて健康のレベルを下げていきます。料理をつくる側としては、そういう栄養素を不足させない工夫をしなくてはならないのだが、多くの医師や研究者は、アメリカ医師会雑誌は挙げなかったけれども、いま1つ免疫システムを強化する栄養素としてビタミンE を落としてはならないといっています。

ただ、免疫機能を最善に維持するには1日にビタミンE を200~400IU(国際単位)摂取する必要があるとされているので、それは食事でとれる量ではないためサプリメントで補うしかありません。

ビタミンE の必要量は、何をパラメーターにするかで大きく変わるのですが、米タフト大学のブランバーグ教授がラットを使って行った実験では、体重1kgグラム当たりにして筋肉壊死を防ぐには15ミリグラム。赤血球の溶血を防ぐには50ミリグラム。リンパ球のT細胞とB 細胞の応答性をよくする(とはつまり免疫機能をよくする) には50~200ミリグラムという数値が出ています。免疫力を高めるのには最も多くの量を必要とするのです。

ビタミンEは、前述のようにフリー・ラジカルの害を抑えて老化を防ぐ働きをはじめ、たくさんの恩恵をもたらしてくれるのですが、免疫力が高められるだけの量( 1日に200~40IU ) をとっていれば、その恩恵のすべてが得られるわけです。

そして、その程度の量の摂取では副作用はまったくないと教授は保証しているのです。ビタミンE 以外は食事で十分にとれるのだが、ビタミンE、C 、A が十分に存在していても、ビタミンB 群がないと免疫システムは作動しません。

とくにパントテン酸、ビタミンB6、葉酸が不足しているとシステムはうまく機能しません。

葉酸とビタミンB2は妊婦が不足させがちな栄養素であることは前に述べたけれども、その不足は免疫力の低下にもつながるわけです。ビタミンB6が不足していると、リンパ球のT細胞とB細胞の働きが低下することがわかっています。

そして、B6が不足しているような場合には葉酸とビタミンB12 も不足していることが多く、そのせいでもT細胞とB細胞の働きが落ちています。

だから臨床栄養学の医師はこの3つのビタミンを一緒に与えるのですが、それで免疫システムが活動的になる。パントテン酸は免疫力強化のビタミンでB細胞の応答性を高めます。

同時に副腎の働きを活発にさせて、コーチゾンその他の副腎皮質ホルモンの産出を促進させます。
強いストレスがかかっている場合にも、このビタミンが十分に存在していると、よいスト悪い食事とよい食事レス対応ができる。だから絶対に不足させたくない栄養素ですが、パントテン酸のパントは、あらゆるところという意味のギリシャ語です。

生命体のあらゆる細胞のなかに存在していて、ほとんどの食品になにがしかはふくまれているのです。

だから欠乏することはないのだが、このビタミンの発見者である故ロジャー・ウィリアムズ博士は、食事で十分な量をとることの重要性を強調しています。

欠乏症がみられなければいいというものではなく、たっぶりとってその恩恵を十二分に受けたほうがよいからでしょう。全食品中でパントテン酸を最も豊富にふくんでいるのはローヤルゼリーリーですが、日常の食品のなかでとくに多くふくんでいるのは、精製していない穀類、豆類、卵、たらこなどの魚卵、レバー、ひまわりの種、ビール酵母、花粉などになります。
PR

コメント

お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

ブログ内検索