腸内環境をえて免疫力高める
濃縮乳酸菌は抗ガン剤の副件用を和らげることが判明。
腸内細菌のバランスを善玉菌優位に保てば細菌・ウィルスと闘えガン治療にも役立つ
最近、国際がん研究機関が、こんなニュースを発表。
2012年時点で、世界で3200万人以上の人が、ガンとともに生きているというものです。2012年に新たにガンが見つかった人は1410万人と推計され、ガンの関連で亡くなった人は約820万人にも上るとのこと。
高齢化とともに、ガンは世界規模で広がっているのです。ガンの早期発見や治療は、重要な課題です。
そんな中、腸内細菌である乳酸菌が、ウィルスやガンに対抗する免疫力を強化するという話が注目を集めています。
実際、ガンの治療で利用されている乳酸菌の菌種もあるのです。
私たち腹の中に、どのくらいの細菌が住みついていのでしょうか?その数は100兆個、種類は500種類もの腸内細菌が住みついています。
人間の細胞の数は、およそ60兆個ですから、腸内細菌の数がいかに膨大かがわかります。
腸内細菌は、乳酸菌などの「善玉菌」や、ウェルシュ菌などの「悪玉菌」、善玉菌と悪玉菌のどちらにも属さない「日和見菌」に分けられます。比率は通常、善玉菌と悪玉菌がそれぞれ15% ずつ、日和見菌が70%程度です。
善玉菌は、ビタミンやたんばく質の合成、消化・吸収の手助けなど、健康の保持や促進に役立つ働きをしています。
一方の悪玉菌は、アンモニアやインドールなど、人体に悪影響を与える毒素を作り出しています。腸から吸収された毒素は、高血圧や動脈硬化の引き金となる場合もあるので注意が必要です。
善玉菌と悪玉菌は、腸の中で毎日勢力争いを続けています。
善玉菌と悪玉菌の闘いの勝ち負けを決定づけているのは日和見菌です。文字どおり、日和見菌には善玉菌と悪玉菌のうち、現時点で数が多く、カのある菌に加勢する性質があります。
善玉菌が増えて腸内環境が改善すると、「腸管免疫」という強力な免疫システムのカが最大限に引き出されます。
小腸には、全身の免疫細胞の7割が集まっている「バイエル板」と呼ばれるリンパ組織の集合体があります。腸内環境と免疫細胞の働きの関係のすべては解明されていませんが、善玉菌が増えることで腸管免疫が強くなることが明らかになっているのです。
眠っていた腸管免疫の働きが活発になれば、有害な細菌、ウィルスに打ち勝つことができます。ガンも例外ではありません。
免疫力増強作用が最も優れる乳酸菌はFK-23菌で加熱処理で抗ガンカが強くなる
乳酸菌の「量」と「質」が腸内環境改善のカギを握っています。まず「量」についてですが、市販されている乳酸菌食品は、乳酸菌の含有量が多いもので100グラムあたり10億個程度。医薬品の乳酸菌製剤でも一100グラムあた100億個ほどです。この程度では、腸内環境の改善は期待できません。腸内環境の速やかな改善には、少なくとも1日1兆個以上の乳酸菌が必要だと考えています。
次に「質」についてです。ひとくちに乳酸菌といっても、菌種によって免疫力の増強作用は異なります。最も優れた免疫力増強作用を持っているのが、「エンテロコッカス・フェカリスFK-23菌」その効果は、加熱処理によって3倍に高まることも証明されています。
加熱処理されたFK-23菌が1グラムあたり4兆個以上含まれた乳酸菌食品である濃縮乳酸菌を、ガン治療に使用します。
ガン患者さんのはぼすべてが、濃縮乳酸菌を飲むことで症状が改善したり、生活の質(QOL) が向上したりしたのです。
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