忍者ブログ

ガン最前線

現代は、すでに2人に1人が発症する「ガン」について溢れた情報の中で特に大事な内容のみをピックアップ。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

肺や背骨に転移した腫瘍が縮小「714X治療」

最初の1サイクルで効く例もある

3大療法(手術・抗ガン剤・放射線)を行ってもあまり効果がなかった人や、医師からも見放された人、あるいは、もともと西洋医学的な治療法に対して疑周を抱いている人たちが多く訪れます。

私がこのような患者さんのうち、希望されるかたに処方しているのが、714Xという薬です。私がこれを使用するようになって、2年くらいになります。これまでの経験からいえば、ほかの代替医療の治療法と比べても、714Xは、「かなりの手ごたえがある治療法だ」と実感しています。

しかし、この714Xという薬については、ご存じないかたが大半でしょう。

そこで今回は、日本ではまだなじみの薄い、714X について紹介しましょう。

714X は、ソマチッド(血液中に存在するといわれている超微小な生命体)の発見者である、カナダ在住の生物学者、ガストン・ネサン氏が開発したものです。

現在、70カ国以上で使用されています。これは、わかりやすくいえば、ガンの方の免疫力を高めて、ガンをおさえようとする薬です。

まずは、第一に、リンパ液自体の流れをよくします。第二に、白血球中のリンパ球を活性化することによって、NK細胞やマクロファージの活動性を高めます。

第三に、714X の主成分は窒素化合物で、そのほかに樟脳や各種の微量元素などが含まれています。この窒素化合物が私たちの体の中に入ると、重要な働きをするとされています。というのも、ガン細胞には、血液中の窒素を取り込んで、免疫系を弱らせる働きがあるのですが、714X が入ると、ガン細胞は、血液中の窒素の代わりに、この薬剤の窒素化合物を取り込むようになるため、免疫系の弱体化が生じません。

この結果として、免疫機能が高まり、それがガンに効果的に働くと考えられています。714Ⅹ では、薬剤を患者さん自身が皮下注射します。ケースによって、吸入による投与を併用することもあります。1サイクル21日間の投与を、約6~8サイクル行うことが基本です。この最初の6~8サイクルを行うのに、およそ半年くらいの時間がかかります。約半年たったところで、さらに続けるべきかどうか、判断することが重要です。

濃縮乳酸菌はがんが消え、抗ガン剤の副作用も最小限に
PR

セロトニン拮抗薬

脳の視床下部の嘔吐中枢には、セロトニン受容体があります。セロトニン拮抗薬は、その受容体に働き、吐き気を抑える薬です。

10年ほど前にこの薬が登場してから吐き気の強い抗ガン剤が外来でも使われるようになりました。この薬が開発される前は、抗ガン剤は入院して行う必要があり、また入院してもこの吐き気のために治療を拒否したりといったことがありました。プラトシンなどの投与の前にセロトニン拮抗薬を投与することによって吐き気を訴える人が非常に少なくなりました。
吐き気かあったとしても悪心程度ですむようになりました。


カイトリル(一般名:塩酸グラニセトロン)

閉経前乳ガンと閉経後乳ガン

閉経後乳ガンと閉経前乳ガンは当然のことながら女性の年齢と生理の有無によってつけられた名前です。

閉経後乳ガンでは、「LH-RH」という下垂体から放出される刺激ホルモンが存在しており、それに依存して乳ガンがふえているのではないかと考えられています。

乳ガンの細胞の表面にホルモンに反応する受容体が存在しそれが核にシグナルを送って増殖を調整していると考えられています。
そのホルモン受容体のホルモンが作用するところをブロックするのがホルモン療法です。また、閉経前の場合には、人工的に閉経後の状態にしてホルモンレベルを調節するために、リュープリンやゾラデックスのようなLH-RHアゴニストを皮下注射して生理をとめることもあります。

するとホルモン依存性が少ない閉経後乳ガンと同じような作用をすることがあります。

一般的に若くて閉経前でホルモン依存性が強いほど予後が悪くなります。ホルモンの依存性を利用し、依存性を少なくすることが治療の中心となります。

https://1088note.com/hana/

ヒスロンH

抗がん剤はほかの一般薬とことなり、妊婦や授乳中の女性に投与することはできません。しかし、まれに白血病や乳ガン、子宮ガンが妊娠中に見つかる場合があります。

その場合、できるだけすみやかに妊娠を終えて、治療できるのがいちばんよいです。しかしどうしてもできない場合には、患者さんに説明をして同意を得たうえで治療に入ることがあります。

乳ガンや子宮ガンなどのホルモンが関係するがんの患者さんが妊娠していることがわかりますと、一般には妊娠を終わらせてがんの治療に集中する場合と、がんの治療を多少延期して妊娠を継続する場合とがあります。

これは婦人科のかなりくわしい専門の先生に相談をしないと決定ができないと思います。個々の症例でかなりちがうと思います。

一般に授乳時は、母乳中に薬の1000分の1くらいの濃度が出てきます。どの薬も口から小児に入ると、10000分の1だからといって安全なわけではありません。「テトラサイクリン」という抗生物質を服用している母親が母乳をあたえると、子供の歯の色が変色してしまいます。

乳幼児に安全な薬というのは、抗がん剤には1つもありません。一般には授乳中にはこれらの薬は投与できませんし、投与している問は授乳は勧められません。

ヒスロンH(一般名:酢酸メロキシプロゲステロン) | ガンに効く薬

LH-RH

LH・RHとは黄体形成放出ホルモンのことで、脳の視床下部から放出されて、黄体形成ホルモン(LH )や卵胞刺激ホルモン(FSH )の分泌を調節する役割をします。

L H ・R H と同じような作用をする薬を、下垂体のL H・R H受容体にはたらかせることによって、LH やFSHの分泌を低下させる薬のことを「LH・R Hアゴニスト」といいます。

ノルバデックス(一般名:クエン酸タキモキシフェン)についてはこちら。

ブログ内検索