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ガン最前線

現代は、すでに2人に1人が発症する「ガン」について溢れた情報の中で特に大事な内容のみをピックアップ。

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日本人の3人中1人がガンで亡くなる時代

ここ数年は、ガンで亡くなる人は、欧米では減少しつつありますが、日本では依然として増加しつづけています。厚生労働省の「人口動態統計(2007年)」では、日本のガンによる死亡者数は年問に3万6290人で、全死亡者数に占める割合は30% 以上。つまり、日本人の約3人に1人がガンで亡くなっているのです。
年問に約60万人が新たにガンを発症し、300万人以上が治療を受けるとする推計もあり、2015(平成27)年には、なんと2人に1人がガンになるといわれています。
2015年というのはもうあと2年もないのです。すぐそこまでガンの病魔が押し寄せているといっても過言ではありません。
まさにガンは、日本の国民病ということができるでしょう。ガンは老化と深くかかわっており、年を取るほど発症のリスク分梅険度)が高まります。そもそもガンは、体の細胞が分裂するときに、DNA(遺伝情報を伝える設計図) に複製ミスが生じ、細胞が突然変異することで起こります。
この変異細胞は、自滅することなく、どんどん分賓をくり返してガン化していきます。長生きして細胞分裂の回数が増えるほど、DNAの複製ミスも生じやすくなります。
変異細胞は、1日に5000個もできるといわれています。しかし、変異細胞がガンの塊に育たないのは、体に免疫(病気から体を守る働き) が備わっているからです。
免疫の担い手はリンパ球などの免疫細胞で、それらが常に体内を巡回していて、変異細胞を発見すると攻撃をしかけ、殺してくれます。しかし、年を取るとともに免疫細胞の働きも衰えていきます。すると変異細胞を見逃したり攻撃力が落ちたりして、ガン化しやすくなるのです。ガンは、免疫細胞からの攻撃の目をかいくぐった、たった一つのガン細胞が、数年から数十年かけて分裂を続けたもの。つまり、ガンは老化の現われともいえるのです。
したがって現在、世界一長寿の日本は、世界一のガン大国といえます。
別の言い方をすれば、日本の社会が豊かになり医療も進歩して、多くの人がガンになるまで長生きできるようになったともいえるでしょう。実際、アフリカなどの平均寿命が30代の国では、ガンはほとんど見られません。ガンは40歳くらいから増えはじめる病気だからです。
日本人の平均寿命は現在、83歳(男女平均)。寿命は今後もっと延びるので、ガンはさらに増えると予想されます。


では、ガンを予防する、あるいは発症しても治癒(治ること)を目指すためには、どうしたらいいのでしょうか。
まず、ガンについての知識をしっかり持ち、ガンと正しく向き合っていくことが重要です。基本となる知識をいくつかあげておきましょう。

よくある誤解は、「ガンは遺伝する」と思っている人が多いこと。しかし、ガンは基本的に遺伝する病気(遺伝病)ではありません。非常にまれに、遺伝的な理由によってガンができやすい家系というのがありますが、こうしたガンは「家族性腫瘍」と呼ばれ、全体の5% 程度にすぎません。家族性腫瘍は、父母から受け継いだDNA のガン抑制遺伝子(細胞のガン化を防ぐ遺伝子) がかかわっています。
ガン抑制遺伝子は二つあり、そのうち、生まれつき一つでも傷ついていると、若い人でもガンのリスクが高くなってしまうのです。
なお、家族性腫瘍は、大腸ガン、乳ガン、卵巣ガンなどに見られます。また、ガンの危険因子(病気を招く要因)のほとんどは、老化のほか、私たちの生活環境や悪い生活習慣にあります。具体的には、ウイルス(細菌より小さな微生物)や細菌による感染、喫煙、紫外線、偏った食事などです。これまで日本では、胃ガン、けい子宮頸ガン、肝臓ガンなど、ウイルスや細菌を防ぐには適度な運動ガ不可欠原因となる「アジア型」のガンが多くを占めていました。しかし、生活環境の衛生化が進み、医療も進歩したことで、今ではこうしたガンによる死亡は減少しています。

例えば胃ガンは、主にピロリ菌などの感染で起こりますが、浄水器や冷蔵庫の普及によって減少。子宮頸ガンは、ヒトパピロウイルスによる感染が原因であり、性交渉時のコンドームの使用や、早い時期にワクチンを打つことによって予防できます。

一方、肺ガン、乳ガン、前立腺ガン、子宮体ガンなどは、主に喫煙や動物性脂肪のとりすぎ、運動不足が原因となる「欧米型」のガンです。こうしたガンが、日本でも急激に増えています。アジア型のガンを防ぐためには、清潔な生活を心がけ、細菌感染などを定期検診によって早期に発見することが重要です。欧米型のガンの場合も定期検診が大切ですが、それに加え、禁煙、低脂肪・野菜中心の食事、適度な運動を心がけるなど、悪い生活習慣を改善することが予防につながります。以上のことは、ガンの再発予防でもいえることです。
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