ビタミンA、B、C、Eやミネラルに富んだ・最もすぐれた抗ガン食品青汁とは、日本で最初に『緑黄色青汁運動』を提唱、実践した遠藤博士(によって作られた飲み物。
昭和18年から始めた青汁療法の当時の材料は草や木の葉。その後、キャベツ、小松菜、みずな、かきば大根等々が採用され、昭和29年以後はケールが青汁の素材となった。
ケールはキャベツの原種で、栄養成分的に緑黄色野菜の王様。ケール100ム、ナトリウム75 ミリグラム、カリウム378ミリグラム、ビタミンA が10000IU 、B1は0.16ミリグラム、B2は0.26ミリグラム、C186ミリグラム。
ニンジンと比較してもニンジンがケールを上回っているのはカリウムだけ。栄養の宝庫、ケールの青汁飲用によって、肝炎、胃潰瘍、痔、高血圧、動脈硬化、貧血、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病、結核、気管支ぜんそく等々、数多くの病気の改善がみられ、ついには多くのガンにも青汁のパワーが届いた、と。ガン抑制にも効果はみられるが、
それ以上にガンの予防に効果を発揮する。
「ケールは栄養バランスをとるだけではなく、抗ガン作用がいわれているビタミンA、B、C、E やミネラルに富んだ、最もすぐれた抗ガン食品です。
バランスをとるためだけでも1 日に400〜50 0 グラムは必要ですし、抗ガン効果を十分にするには少なくとも1 ~1.5キログラム以上。しかも、その中の有効成分を効率よく利用するには、なるべく多くを生でよくかんで食べるべきですから、すりつぶして青汁を飲むよう私は勧めています」
400〜50 0 グラムのケールからコップ約2 杯の青汁ができるので、抗ガン効果のためには、1日コップ4 〜6杯は飲む必要がある。経験的効果だけではなく、ネズミを使ったガン発生の実験で、乾燥粉末にした青汁をエサに加えたネズミはガンの発生を低く抑えられたことを報告している。
その青汁だが、以下の2点には注意しよう。
- 腎臓障害があるとカリウムの排出が悪く、青汁を飲むとカリウム中毒を起こしかねない。また、甲状腺機能が低下しているときも同様。
- 使うケールは下肥はもちろん、化学肥料や農薬も使っていない良質で安全なもの
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